プラモ制作記録

プラモデル制作におすすめの交換式ピンバイス用ドリル刃 5選

プラモデル制作におすすめの交換式ピンバイス用ドリル刃 5選

どうも、こんにちは蒼乃 恭介です。

プラモデル作成で戦車の砲身や改造などで穴をあけたいときにドリルを使いますよね。

ドリルは固い木材や金属、柔らかいプラスチックなどの材質に穴を開けたり、加工したりとさまざまな作業ができる工具です。

手動で回すピンバイスや電動のリューター、電動ドライバーなど、専用ドリルで加工を施す道具もさまざまあります。

でも、ドリルってどうやって選んだらいいか迷ったことはないですか?

一口にドリルといっても用途や穴を開ける材質によって使い分けないとうまく穴が掘れなかったり、ドリルが折れてしまうことがあります。

結論からいいますと木工用や金属用など穴を開ける対象物によってドリルも変える必要があります。

なぜなら、ドリルもキレイに穴を開けやすいように作られているからです。

本記事ではプラモデルなどの模型製作にぴったりな交換式ピンバイスに取り付けられるドリルを5つ紹介していきます。

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ドリルの種類

ドリルに使われる素材には大きく分けて2つの種類があります。

ここでは、素材によるドリル刃の種類の特徴をご紹介します。

ハイスドリル

ハイスドリルは、高速度工具鋼(HSS)で作られたドリルです。

超硬合金に比べると粘りがあって折れにくく、耐食性、コストパフォーマンスに優れています。

超硬ドリル

ハイス鋼よりさらに硬い超硬合金を使用したドリルを「超硬ドリル」と呼びます。

超硬ドリルは高温時の硬度低下が少ないためボール盤や工業用設備の精密加工を得意とし、耐摩耗性・耐溶着性にも優れます。

ただし、ドリルが折れたりや欠けが発生しやすくコストが高くなります。

プラモデルやフィギュア制作では、ステンレス鋼などの硬い素材はほとんど使われないので、ドリルを選ぶときはハイスドリルの方がおすすめです。

ドリルの〇〇用とは?

ドリルには木工用や金属用など、さまざまな用途によって専用のドリルがあります。

木工用のみに対応したものやすべて素材に対応したものまでメーカーによって性能が違いがあります。

「穴をあけるだけだったら金属用やすべての素材に対応したドリルを使えばいいじゃない」と、思われるかもしれませんが仕上がりをよくしたいなら専用のドリルを使うのがおすすめです。

なぜなら専用ドリルは対象素材に対しキレイに穴をあけるように作られているからです。

例えば、比較的やわらかいプラスチックに対し、金属用のドリルで穴をあけた場合、切り口がガタガタになったりキレイな円にならなかったりします。

なので、仕上がりのよさを求めるならば専用のドリルを使うことおすすめします。

ドリルビットの先端角

ドリルの先端の角度を「先端角」といいます。

一般的なドリルの先端角は118度になっており、角度によって削れかたが違ってきます。

先端角が大きいとドリルの先端が平べったくなり刃の強度は上がりますが、素材に食い込みくくなります。

尖閣が小さいとドリルの先端が尖るため刃の強度は下がりますが、素材に食い込みやすくなります。

ドリルビットの色

ドリルには銀や黒などの色があります。

銀色のドリルは何も処理していない金属むき出しのドリルです。

黒色は銀色に黒色表面処理を施したもので、耐食性に優れています。

金色はチタンコーティングされたもので、刃持ちがいいのが特徴です。

銀色のドリルは金属むき出しのため、さびやすいので使用したら油を塗っておきましょう。

ドリルの選び方

ドリルは木工用や特殊な形状などさまざまな種類があり、購入の際に迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?

そこで、基本的な3つのポイントを解説していきます。

ドリルを選ぶポイント1.対象材質

1つめは、穴を開ける対象の素材によってドリルを選びます。

なぜなら、ドリルは木材・金属・コンクリート・プラスチックなど素材によって使い分ける必要があるからです。

金属用のドリルでやわらかい木材やプラスチックなどの素材に穴を開けることは可能ですが、キレイな円にならなかったり仕上がりが悪くなるからです。

より美しく穴を開けるには対象となる素材に適したドリルを選んでください。

ドリルのラベルには木工用、金属用など表記されています。

プラモデル用にはプラスチック用・ホビー用など表記されており、インターネットショッピングの場合は対象素材が細かく書いてあるのでおすすめです。

ドリルを選ぶポイント2.ドリルの長さ

2つめは、ドリルの長さです。

穴を開ける素材が厚みによってドリルの長さも重要になってきます。

例えば、深い穴をあけたいのにドリルの長さが短いと必要な所まで穴を開けることができません。

プラモデルの場合は深い穴をあけることがほとんどないため、長さは短めになります。

ドリルを選ぶポイント3.シャンクの形状

3つめはドリルのシャンクの形状です。

シャンクとはドリル本体のチャック部分(刃がついていない根元)です。

ピンバイスや電動工具側のチャックタイプが一致していないとドリル刃を固定することができません。

シャンクには円筒状の「ストレートシャンク」、六角形の「六角軸シャンク」などさまざまな種類があります。

ピンバイス用のドリルは、円筒状の「ストレートシャンク」か六角形の「六角軸シャンク」が主に使われています。

購入前に使用しているピンバイスなどに対応しているかどうか確認してください。

使用頻度が高い場合は、安価な商品は控える

固定式ピンバイスやドリルビットは100円ショップでも購入できます。

しかし、一般的なドリルと比べると、性能面、耐久性で劣ります。

  • 数回使用しただけでドリルの刃が折れる
  • ドリルの刃の切れ味が悪く、穴を開けにくい
  • ドリルが斜めに固定されているものがある

などが実際にあるので、長い目で持た場合に金額・時間を節約できるので一般的なドリルがおすすめです。

交換式ピンバイス用ドリル刃のおすすめ 5選

プラモデルの穴あけに最適な交換式ピンバイスの本体に取り付けるドリル刃を紹介していきます。

高儀 EARTH MAN 極細マイクロドリル刃セット 20本組

極細の幅広いサイズのドリル刃をセットでほしい方におすすめです。

ドリルのサイズが0.05mm刻みでそろっており、金属線などを取り付ける穴を調整できます。

専用ケースはスライドして目的のドリルだけを取り出せるようになっています。

ドリルサイズ:0.2、0.25、0.3、0.4、0.5、0.6、0.7、0.75、0.8、0.9、1.0、1.05、1.1、1.15、1.2、1.25、1.3、1.4、1.5、1.6mm

藤原産業 SK11 ミニサイズドリルセット20本

金銭面でコストをかけたくない方におすすめのドリルセットです。

藤原産業は大工道具や電動工具などのDIYツールを専門に取り扱う会社です。

SK11 ミニサイズドリルセットは0.3mm~1.6mmのドリル刃が20本入って500円程度からの値段で販売されておりお得です。

すぐにドリルがダメになってしまう方もおすすめです。

ドリルサイズ:0.3・0.35・0.4・0.45・0.5・0.55・0.6・0.65・0.7・0.75・0.8・0.85・0.9・0.95・1.0・1.2・1.3・1.4・1.5・1.6mm

ミネシマ L-10 単品ドリル刃

ホビー用の工具を数多く出しているミネシマのドリルです。

日本製で確かな品質があり、よく穴あけをするハードな作業をしている方におすすめです。

セット売りもありますが、L-10は単品売りで必要なものだけを購入したいときに便利です。

ドリルサイズ:0.2、0.3、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1.0、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、1.9、2.0、2.1、2.2、2.3、2.4,2.5,2.6,2.7,2.8,2.9,3.0,3.2mm

タミヤ 極細ドリル刃セット

ミニ四駆でおなじみのタミヤの極細ドリル刃セットです。

タミヤの精密ピンバイス用なので一緒に購入すれば、シャンクの形状を気にせずにすぐ使うことができます。

刃の切れ味もよくスルスルと穴をあけることができます。

また、浅穴加工に最適な単品のドリル刃もあります。

ドリルサイズ:0.3mm、0.4mm、0.5mm、0.6mm、0.8mm

ゴッドハンド ドリルビット

作業効率、仕上がり重視で選ぶならゴットハンドのドリルビットセットです。

ピンバイスで使うことを前提に、機能を追求したドリル刃です。

ドリルの先端「先端角」を広くしたことで、一般的なドリルより安定感があり、穴をあけた後がすごくきれいに仕上がります。

シャンクのサイズが同じサイズになっているので、いちいちコレットを交換する必要がなくドリルの着脱が楽になります。

ドリルの長さもピンバイスであつかいやすい長さになっており、刃が折れにくいようにドリル刃も短めになっています。

値段は高めですが、価格に見合う品質です。

商品名ドリルサイズ
ゴッドハンド ドリルビット 5本組 A0.5/0.6/0.7/0.8/0.9mm
ゴッドハンド ドリルビット 5本組 B1.0/1.5/2.0/2.5/3.0mm
ゴッドハンド ドリルビット 8本組 C1.1/1.2/1.3/1.4/1.6/1.7/1.8/1.9mm 
ゴッドハンド ドリルビット 8本組 D2.1/2.2/2.3/2.4/ 2.6/2.7/2.8/2.9mm 

まとめ

ドリルはプラモデル作成から工場まで、さまざまな現場で使われ多種多様な製品があります。

用途や穴をあける素材によってドリルも使い分ける必要があります。

プラモデルにキレイに穴をあけたい場合には、プラモデル用やホビー用のドリルを選び使用してください。

ドリルの先端角、長さ、シャンクの形状、対象素材を理解し上でホビーライフを楽しんでください。

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